128: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/28(日) 13:38:22.87 ID:UaBB63nWO
さやか(……勝てなかった)
押さえ付けていた感情が噴き出してくる。
勝敗はうやむやになったが、実力差は明白だった。
あのまま戦闘が続いていれば、負けていたのは、恐らく……
さやか「……ッ」
決して負けてはいけなかった。
必ず勝って、あいつに、あんな生き方を改めさせなければならなかったのに。
自分の無力さに腹が立つ。
正義の魔法少女なんて、よく言えたものだ。
さやか「なんで……あんな奴に……っ!」
さやかのソウルジェムに、穢れが溜まっていく。
さやか自身そのことに気づくが、今は浄化する気分にもならなかった。
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