272: ◆8hR4QzB4Ro[saga]
2017/05/31(水) 18:47:25.36 ID:JVhgE2Hb0
織莉子の世界を幾度も不安に陥れてきた悪夢はこれで終わり
ここからは織莉子が生きるだけで勝ちだ
織莉子『せつなさん、次に来るモノが本命……せっかく生かしておいたのだから、役に立つことを期待するわ』
せつな『何、続くの?』
魔法少女二人を半殺にし終わったせつながくるりと振り向く
ニコ『ねえ……どうして私たちの邪魔するの?』
織莉子『理由は二つ、まずは私の予知によれば、あなた達の存在が邪魔になるから』
ニコ『その予知って、絶対に当たる?』
織莉子『覆ったわ、幾度となく』
ニコ『なのにカンナを殺したの?』
織莉子『勘違いしているようだから言っておくわ』
せつな(喧嘩に巻き込まれちゃった感かー。ま、暇つぶしにはなりそうだけど)
織莉子『お前たちは私の友人、鹿目まどかに立ち直れないほどの深い傷を与えた……その落とし前、どうつけてくれる?』
杏子とマミの捜査は伊達ではない
残された魔力の香りからユウリが見滝原に居たことは確定している、他にも紗々がちょくちょく見滝原を出入りしていた事、その魔法で志筑仁美を利用していたこと
何より、紗々がほむらのループの中で何をしでかしていたのかをほむらから聞いていた
それでも手を出さなかったのは、他でもないまどかの善意に免じてのもの
故にもう、手加減と和解の猶予は存在しない
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