163: ◆8hR4QzB4Ro[saga]
2016/07/27(水) 10:03:42.34 ID:SVuVVqVK0
せつな「んー……敵が居るとして、何が目的なんだろねー」
ほむら「さあね……ただ、私達はかなり怨みを買ってる所があるから……その線かも」
せつな「ふーん……そんな風には見えなかったけどね」
ほむら「……なんで?」
せつな「殺す気マンマンなら、ホールに爆弾でも置いてどっかーんで良いじゃない?」
ほむら「っていうか知ってたの……あ、そういえばニュースで見たような……」
せつな「あろは!あたし有名人?」
ほむら「でも爆弾はちょっと極端じゃ……」
ほむら(いえ、それも一つの考え方……確かにあそこでダメ押しの一手があれば確実に何人かは葬れたはず……それをしなかったのは顔を見られたくないのか、それともあれは陽動で裏でなんらかの策を講じていたのか……あるいは……)
せつな「もしもーし」
ほむら「…………」ブツブツ
せつな「むー」
ほむら「わっ!ふひゃあ!?」
せつな「あたしといるんだからあたしとお話ししようよー!」
ほむら「あなたと話すことなんて別に……」
せつな「まだ将来の夢を聞いてないゾ」
ほむら「そんなものない、はい終わり」
せつな「そんな回答ダメー!」
ほむら「……今考えてみたけど、やっぱり思いつかないわ。はっきり言うならどうでもいいってところね」
せつな「じゃあさ、どうして自分がそんなに無気力なのか考えようよ、なんか枯れちゃってる感あるしさ」
ほむら「どうしてって……だって……だって……」
実は理由は分かってる。だから「まどかが」とは続かない
そうして逃げるといつかそれが「まどかのせいで」になってしまうことを、花爛 ゆきなのなれの果て『造花の
魔女』が感じさせてくれた
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