勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」後編
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315:名無しNIPPER[sage]
2016/07/31(日) 18:15:02.20 ID:Jgsu6GDDo
私待つわ
316:名無しNIPPER[sage]
2016/07/31(日) 18:19:13.19 ID:ifl+7vj8o
いつまでも待つわ
317:名無しNIPPER[sage]
2016/07/31(日) 19:52:08.67 ID:Fhda2x2A0
ずっと待つわ
318:名無しNIPPER[sage]
2016/07/31(日) 20:39:00.94 ID:iORcrYRCO
一週間後楽しみ
319:名無しNIPPER[sage]
2016/08/01(月) 02:15:16.17 ID:owZP7fsBO
全裸
320:名無しNIPPER
2016/08/02(火) 18:55:28.47 ID:yWf+AC/DO
俺なんか全裸どころか脱皮しちゃうよ?
321:名無しNIPPER[sage]
2016/08/02(火) 22:22:09.67 ID:gdw16eZAO
脱皮の前にsageを覚えろ
322:名無しNIPPER[saga]
2016/08/06(土) 16:30:35.13 ID:AsT68X2i0
魔界、大魔王城―――試験都市フィルストより大河を挟んで南東に位置する険しい山脈の中腹に、それは在った。
外敵を阻む城壁、その門を守護する門番、その他勇者達の進撃を止めるべく雲霞の如く現れる魔物の群れ―――そんな修羅場を想定して突入した勇者と戦士であったが、魔物の抵抗は拍子抜けするほど無かった。
勇者達は大魔王城の奥へ奥へとあっさりと進み続け、遂には最奥の大魔王の間へとたどり着いたのだった。
戦士「こんなにも簡単に辿りつくものなのか。大魔王の懐というものは」
323:名無しNIPPER[saga]
2016/08/06(土) 16:31:06.85 ID:AsT68X2i0
324:名無しNIPPER[saga]
2016/08/06(土) 16:31:37.24 ID:AsT68X2i0
大魔王はばさりとマントを翻すと、なんとその場にドカッと胡坐をかいて腰を下ろしてしまった。
そして懐からキセルを取り出して口に咥え、火をつける。
大魔王「面白きものよな。異なる世界を生きていながら、俺達の姿形は驚くほど酷似している。どうも知性持つ生物の進化過程というものは、世界程度の違いでは変わらぬ決まった型があるらしいな」
325:名無しNIPPER[saga]
2016/08/06(土) 16:32:09.52 ID:AsT68X2i0
大魔王「時に勇者よ。この大魔王城に辿り着くまでに魔界の地を歩き、お前は何を思った。何を感じた」
勇者「何……というと?」
大魔王「自らの世界との違いに驚きを感じなかったか? 余りにも荒れ果てた大地を見て、とある感想を抱きはしなかったか?」
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