ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/11/03(木) 00:51:05.14 ID:6BO///6e0
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放課後、上条恭介は、ごくごく当たり前に安全なルートを選択し、
通いなれた歩道をテクテク歩いて帰路に就いていた。
しかし、その表情は常になく険しく、憂いていた。
そして、気が付いた時には、最近見かけた工事現場のただ中に立っていた。
そこは、取り壊し中のビルの前、囲いの中の資材置き場だった。
少なくとも、彼自身は何をされたのか、全く理解出来ていなかったが、
種を明かせば意外と単純だった。
フルブースト状態の魔法少女に胸倉を掴まれ、
短時間の内に力ずくの最高速でそこまで移動していたため、
理解が追い付かない。これだけの事だった。
「えー、と、成見亜里紗さん、だっけ?」
「そう」
そう返答した亜里紗の口調は、以前に増して剣呑なものだった。
亜里紗が恭介の胸倉から手を離し、一歩下がる。
それと入れ違う様に、近くにいた詩音千里がつかつかと恭介に近づいてきた。
「あなたに聞きたい事があります」
千里の口調は丁寧だが、前回とは違う、敵意に近いものすら感じられた。
「先輩がどこにいるのか、分かりますか?」
「ハルカ先輩? いなくなった?」
それは、自分への問いに近い恭介の呟きだったが、
次の瞬間恭介の体は軽く浮き上がっていた。
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