ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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69:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/07/29(金) 01:51:48.51 ID:b1q2A61p0

(もらった、あっ!?)

さやか会心の一撃、が、ガキイッと受けられた。
自分の距離に持ち込んだ、その確信が、逆にさやかの心に狼狽を生んでいた。
そして、気が付いた時には、振り下ろした刃は全て相手の銃身に受け流され、
ドカッ、と、腹を蹴られたさやかはそのまま背中を打ち付けるまで吹っ飛んでいた。

「ごめんなさい」

経験差があったとは言え、パワーそのものを願いに大業物を振るう成見亜里紗を
手もなく捻った事もある千里である。
さやかの隙を堅実に見抜くと一気に畳みかけ、
さやかが復活する前にドンドンドンと魔法弾を浴びせていた。

(ありゃ? 変身解けた?)

マジ死んだ、ぐらいに思っていたさやかが自分の異変に戸惑っている間に、
千里は走り出していた。
魔法少女の強みで、何階もの高さの窓から飛び降りる。
もう一人のポニーテールもかなり厄介そうだ。
亜里紗に撤退を促して、と、思っている所で千里は異変に気付く。

ーーーーーーーー

千里が把握した現実は、降下中に近くの窓に引きずり込まれたと言う事だった。
その結果を齎した、千里の脚に絡まった黄色い紐を千里が銃撃した頃には、
別の銃弾が雨あられと千里を襲っていた。

「くっ!」

物陰に隠れ、そこから敵を銃撃したが、
その効果は覿面だった、悪い意味で。
身を隠していた柱が目の前から消滅し、千里は這う這うの体で別の柱の陰に入る。


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