ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
↓
1-
覧
板
20
56
:
幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/03/12(土) 03:40:59.07 ID:UcxQ0O8D0
「失礼しました。私は詩音千里。茜ケ崎中学校の者です」
「茜ケ崎?」
「はい。風紀委員として奏ハルカ会長と関わりを持っています」
「ハルカさんと」
「へぇーっ、名前呼び」
「あの人は、多少親しい人にはそれを求めます」
ずいっと顔を出す亜里沙を千里が手で制した。
「つまり、ハルカ先輩とはそれなりに親しい、と言う事ですよね?
先輩とはどういうお知り合いなんですか?」
「どういう、って、ハルカさんが見滝原中学校に来た時に知り合って、
ジャズ同好会と一緒にピアノを弾きに来た時に。
僕もジャズヴァイオリンを少し弾くから、その時に」
「ああ、あの時ね」
亜里沙が、間違いなく自分のせいで聞き逃した演奏を思い出して声を上げた。
「それで上条君、あなた、付き合ってる人、いますか?」
「付き合ってる?」
「彼女とかいるのか、って聞いてるんだけど」
どうも少々鈍い反応を返す恭介に、亜里沙が続けて尋ねる。
「なんでそんな事、を?………」
「恋人はいるんですか?Yes or No?」
どうにも不躾な質問に答えあぐねたその時に、
恭介はそれこそキスしそうな距離感で千里の顔を見ていた。
何か、妙な成り行きだが千里自体は可愛い、
本来、真面目にきりっとした雰囲気も悪くない、美少女と言ってもいい。
混乱しながらも、恭介としてもその事を全く感じないでもない。
「う、うん、いるけど」
「その恋人は、見滝原中学校にいるんですか?」
「う、うん」
とにかく、気圧されているのが一番で、恭介は返答する。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
237Res/255.26 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451756131/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice