ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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32:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/01/24(日) 03:31:36.17 ID:xNl9Ab8c0

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巴マミは、後輩達の拍手喝采を浴びていた。
親戚の子であるなぎさとプールに遊びに行った訳だが、
その後、二人の後輩達と合流してカラオケボックスに雪崩れ込み、
極まった乙女の歌を溢れ返りそうな中身で熱唱して盛り上がっていた。

「ヒューヒューッ!」

ぱちぱち手を叩き、
美樹さやかがいい気分のマミに歓声を浴びせる。

「やっぱマミさん、ティロ・フィナーレッ」
「もー、美樹さんっ」

マミが、ちょっと頬をぷっとさせて見せる。
ともすればぴりっとしそうなからかいではあるが、
現状のノリノリとさやかのキャラクターと信頼が楽しい範囲にとどめている。

「お、まどか?」
「うん」
「おーし、いっけーまどかーっ」
「ウェヒヒヒ」
「そう言えば………」

拳を突き上げるさやかにやや照れ気味に、
自分と言うものに就いて当たり前と言えば当たり前の言葉で
極まった乙女の歌をまどかの側で、マミがさやかに声をかける。

「さっき、お話ししたけど今日は上条君あっちの娘と?」
「ええ、まあそういう事です」
「先輩として一応聞くけど、平気なの?
只でさえ最近会えないって言ってたのに」

「まあー、仁美には前にちょっと借りがありますし、
ちゃんと話してくれますからねー。
なんか、こんな正々堂々やってたら当面それでいいかって。
なんかこういうのも楽しくなって来た、って言うか」


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