ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/01/24(日) 03:26:18.11 ID:xNl9Ab8c0
「水着、可愛いね」
もったいない事に、恭介は直後の直視を少々逃したものの、
そのぱああっと輝いた仁美の表情は可憐そのもの。
細紐ではなく全体に同じ布に見えるタイプのオレンジ色のビキニで、
こちらは買い取りで髪の毛に花飾りと言うトッピングもつけていたが、
仁美としては些かの冒険の結果に心から満足する。
取り敢えず、ちょっと目を離して再び目にした仁美が
満面の笑みでご機嫌であるので、それは恭介としても気分がいい。
こうして、二人でテーブル席に移動して微笑ましい一時を過ごす。
そうやって、科学的な糖分と精神的な甘さをたっぷり注入してから、
二人は又、水と戯れる。
二人で流れるプールを泳ぎ回ったり
ウォータースライダーを滑って顔を見合わせてなぜか笑っていたり、
波プールで悲鳴を上げたり笑ったり。
そうやって、詳細に描写するとなると力量を求められる
他愛もない一時を積み重ねる内に、楽しい時間は瞬く間に過ぎていく。
「ふーっ」
「疲れまして?」
「ん、楽しかった」
プールハウスの廊下を歩きながら、恭介と仁美はそんな会話を交わす。
仁美にとっては、そんな一言一言、
本当に久しぶりに二人で言葉を交わしながらの道行き全てが楽しく、幸せだった。
もちろん、恋愛感情としてそのまま二人の世界を独占で、と言う気持ちもある。
だが、一方で、やっぱりまだ恋敵の親友と一緒も楽しいのではないか、
と、思える辺り、それは心が広いのか幼いのか。
「それでは」
「うん」
そんな事を自覚的に考えているのかどうかは別にして、
仁美は一旦恭介と別れ、シャワー付き更衣室に入る。
ブースの扉に水着を引っ掛け、温かな湯を浴びる。
鼻歌も絶好調に、ご機嫌だった。
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