ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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30:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/01/24(日) 03:20:41.65 ID:xNl9Ab8c0

「あら、上条君」
「どうも」

可奈多共々先程も遭遇した遥香を前に、恭介はぺこりと頭を下げる。
遥香も水着を着替えており、
白とレモン色を合わせたハーフカップのトップスの前方中心辺りと
ネックレスタイプの紐を小さなリング一つで接続したスタイルの、
黒いボトムスに合わせたバンドゥビキニを着用していた。

「ハルカも友達と現地解散で、
これから一緒に夜のイベントにも参加するんだけど
なんなら上条君も一緒にどう?」
「あ、すいません。今日はちょっと………
ごめんなさい。人が待ってるので」
「あらそう、残念ね」

ぱたんと頭を下げ、ようやく見つけた行列のスタートに走る恭介を見て、
可奈多も予定があったのか、
タイミングを逃した様に、一言告げて遥香と共にそれを見送るだけだった。

 ×     ×

「えーと………」

結構なかなかの忍耐力の消費を経てチョコクレープを手にした恭介は、
打ち合わせていたプールサイドで仁美を探してきょろきょろ周囲を見回す。

「こちらですわー」

その声を聞いて、恭介はその方向に駆け寄る。

「志筑さん?」
「はい」
「水着、替えたの?」
「はい♪ あちらでレンタルしてましたの」

そう言って、仁美は両腕を広げてくるりと一回転した。

「ふうん。ああ、これ、あっちで食べようか」
「はい」

恭介の言葉に応じ、仁美もそちらの方向を向く。


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