ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/01/03(日) 02:46:48.70 ID:FQv2s0UF0
「どうぞ。アップルティーとタルト・タタン」
「いただきます」
「どうかしら?」
「美味しいです」
当然と言うべき返事だったが、それは素直な本心。
少なくとも、素人としては十分な技量に基づく一品だった。
「良かった。丁度いい紅玉があったから」
「美味しいです」
美味しい林檎のスイーツをもぐもぐいただきながら、恭介の記憶にふと触れるものがあった。
ごく最近の記憶であったが、それを口には出さない。
出さなかったのはたまたまに過ぎない、
と言うぐらい、些か疎い向きのある恭介であったが、
そこは結果良ければ全てよし。
その間に、遥香は部屋のカーテンを閉じる。
カーテンを閉じて薄暗くなった室内で、
用意を終えた遥香は恭介の隣に座っていた。
× ×
至福の時間が過ぎ、恭介はふーっとも、ほーっともつかぬ息を吐いていた。
「良かった」
「はい」
遥香の言葉に、恭介は応じた。
「もう一杯、お茶を用意するわ」
「いただきます」
立ち上がった遥香が、今度は普通の紅茶を用意して戻って来る。
少なくとも、一山幾らで湯の中に糸で吊るす類の紅茶でない事は確かだ。
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