ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/01/23(土) 04:14:56.89 ID:omF0MHMp0
× ×
「うん、うん分かった」
水着姿でプールにいると言う事で、
仁美に携帯で定時連絡を入れて待ち合わせを再確認した恭介は、
待ち合わせの前に屋台売店を訪れていた。
「えーと、じゃあチーズたこ焼き一つ」
「あいよ」
お金を払い、注文の品物を受け取って屋台を後にする。
「ええぇぇーーーーーーーーーっっっっっっ!?!?!?
ええぇぇーーーーーーーーーっっっっっっ!?!?!?
ええぇぇーーーーーーーーーっっっっっっ!?!?!?
ええぇぇーーーーーーーーーっっっっっっ!?!?!?」
その、つい先ほどまで自分がいた屋台から聞こえるリフレインした悲鳴に、
恭介はふと足を止めた。
「チーズたこ焼き、無いんですかぁぁぁーーーーーーっ!?!?!?」
「ごめんねー、普段そうでもないのに今日に限って馬鹿売れでさー、
後で材料買いに行くまで売り切れなんだ」
「う゛う゛う゛ーーーーー………
……………お腹すかせて待ってるです………普通のたこ焼き下さいです」
「ごめんねー、毎度あり、ちょっとサービスとしくからね」
「はい、有難うです………」
買い物を終えた百江なぎさは、とぼとぼと売店前広場を歩いていた。
「あー、ちょっと」
そこで不意に思い切り年上の男の子に声をかけられ、
なぎさは反射的に身を固くする。
「ごめんね急に」
既にたじっと後ずさりしていたなぎさだったが、
しゃがみ込んだ恭介にパックを見せられて、ごくっ、と喉を鳴らしていた。
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