ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/01/23(土) 04:18:39.52 ID:omF0MHMp0
「さっき、最後に買ったんだ。
なんか、僕は適当に買ったけど君、凄く欲しそうだし、
良かったら普通のたこ焼きと交換してあげるけど」
「本当ですかっ!?!?!?」
自分の絶叫ににっこり笑って頷く恭介を見て、
なぎさの精神状態はハート目で天国に飛び上がる様相を呈していた。
「どうしたんですかっ!?」
そこに、厳しいぐらいの声が割って入る。
「あ、マミ」
「あの、なぎさちゃんがどうかしたんですかっ?」
そこに現れた巴マミが、半ば詰問調で恭介に声をかける。
「あ、お姉さんですか?」
「ええ、保護者です」
恭介の問いに、やや息を乱して駆け付けたマミが答える。
なざきの余りの落胆に引っ張られてしまったが、
流石に今のご時世、よく考えると今の自分の立場は少々きな臭いと、
それは恭介も分からない訳ではない。
「そうですか。えっと、
売店でなぎさちゃんの欲しがってたチーズたこ焼きが売り切れてて、
たまたま僕が買ったのとなぎさちゃんのたこ焼きを交換しようと言う話で」
「そうなの?」
立ち上がった恭介が答える。
それを聞いたマミに問われ、
なぎさは少々バツ悪そうにこくんと頷いた。
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