ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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210:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/22(水) 03:42:31.02 ID:4JAsB1wn0

「私も、今回はそれでいい、現実的な提案だと思う。
あなた自身の考えは? 美国織莉子」

「私自身の考えを言うなら、総力戦でレディリーを抑えて
強制的に事のあらましを喋ってもらう。

多くの魔法少女が誘拐された事に対して何一つ真実が見えない以上、
本来であればそれをするべきである、と考えていました。

但し、それをやるにはここにいる実質的な同盟軍の総意が必要。
現実問題としてその合意を得る事が困難である上に、
私達の総力を挙げてもリスクの大きな戦いになる。

やるべきかも知れないけど、それは今じゃない。
今は警戒しつつ経緯を見守る、それが私の結論です」

ほむらの問いに、織莉子が答える。

「私は、織莉子が頷くなら喜んでその戦場に立たせてもらうよ」

「有難うキリカ。この事件ではあなたが攫われた。
それが取り返しのつかない事になっていたら、
私は一人でも彼女達を終わらせていた。
だけど、そうじゃなかったならば、決して無駄には出来ない」

織莉子と目が合ったまどかは、
さやかに一度視線を向けて、そして小さく頷いた。

「じゃあ、方針は決まった、と言う事でいいわね?」
「異議なし」

マミの問いに対して、大きな声ではないが、
少なくとも明示と黙示でその意思は統一されていた。


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