ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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206:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/22(水) 03:22:02.86 ID:4JAsB1wn0

「科学の学園都市の経営者」

マミが答えた。

「飛び級の天才研究者として宇宙工学の分野でも高い評価を受けていながら、
その実践のために投資ファンドを率いて
巨万の富を得てオービット=ポータル社を買収。

科学の学園都市の中でも宇宙開発を中心に
最先端の研究開発を進め、それを利益に繋げて
経営者としても一大勢力を築き上げているマルチな天才少女。

彼女は只のお飾り、下手すると宣伝用のホログラムなんて
都市伝説が出来るのも納得の経歴だけど」

各種情報を集めたほむらがお手上げした。

「少なくとも、物騒な手段を直接実行した、って事は確かだね」

成見亜里紗が口を挟んだ。

「シビル、って言ってた。私の星を見た、って」
「ギリシャ占星術ね、占星術師を名乗っていると言う事」

まどかの言葉に、美国織莉子が反応する。
織莉子自身の能力の関係上、
関心を覚えて占い一般の基礎知識を頭に入れている。

「魔術サイド」

ぼそっと言った美琴椿の言葉に、マミが頷く

「それって? ………」
「私達とは別系統の、
昔からの物語や言い伝えの魔術、魔法とでも言えばいいかしら。
別系統と言っても、魔法の論理構造が全く別、でもないみたいだけど」

亜里紗の疑問にマミが応じた。


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