ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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205:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/22(水) 03:16:21.56 ID:4JAsB1wn0

「心配なんだよね。パパやママやタッくんの事」

さやかの言葉に、まどかは小さく頷き、俯いた。

「そう………理屈で言えば、この状況では、
そうであればこそ徹底的に叩いて二度とこんな事がない様に
向こうから納得の行く結果を出させるべきなんだけど、
でも、まどかの言いたい事も分かる」

「ありがとう、ほむらちゃん」
「そうね」

そして、マミが引き取る。

「私は、今は様子見で構わないと思う。
レディリーの側も私達との衝突と言う事ではギリギリの状態で、
どちらかがこれ以上突っ込んだらどっちが勝っても命に係わる大損害。
その現実を理解していると思う」
「だから、これ以上は手出しして来ないと?」

殺気と共に尋ねる華々莉にマミが小さく頷いた。

「単純な武力ではこちら側に分があるかも知れない。
だけど、「戦争」と言う意味の
知略と社会的な総合力を加えると多分、向こうの方が上。

私達が勝つとしたら、レディリー一点を狙って、
殺すつもりで一直線の頂上作戦を仕掛ける。

それぐらいの事をしなければ泥沼の消耗戦になればどんどんまずい事になる。
それでもやる、と言うのなら………」

美国織莉子の分析を前に、意気上がると言う事は無い。

「レディリー=タンクルロード、どんぐらい怖いんだかね」

そう言って、佐倉杏子はパキッ、とチョコ菓子を口でへし折った。


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