ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/12/30(金) 03:05:59.28 ID:65YIRYbq0
レディリーの問いに、
海香は明らかに納得していない返答をする。
海香の本はその結果を示していても、
ほんの一瞬ずつ、かずみの姿が陽炎に揺らぎ、
或は、昔のポンコツテレビの様に
ささっと白い横線が走っているのを目の当たりにしているのだから
それも当然の反応だ。
ヒヒ
ヒヒヒヒヒ
ウェヒヒヒヒヒ
「おいっ!」
聖カンナの叫び声だった。
「ソウルジェムがっ」
「なんですって?」
レディリーが駆け付けたのは、
儀式に用いられたソウルジェムだった。
「濁りが、広がってる」
「肉体から切り離しているのに?」
レディリーが問い返すが、確かに、
テディベアと共に床の魔法陣に配置されたソウルジェムを確認すると、
じわじわと濁りが拡大し続けている。
「若葉みらい、ソウルジェム、テディベアを集めろっ!!」
「分かったっ! ラ・ベスティアッ!!」
「こっちよっ!!」
レディリーの誘導で、ソウルジェムを装着したテディベアは一か所に集結する。
その間に、レディリーは中央デスクのパソコンを操作する。
集められたテディベアが、ばこんっ、と、半透明なドームに蓋される。
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