ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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156:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/12/30(金) 03:07:04.98 ID:65YIRYbq0

「どう、だ?」
「駄目だっ!!」

レディリーの問いに、カンナが叫び返す。

「濁りの拡大が止まらない」
「あらゆる有害光線、
宇宙線を遮断する遮断フィールドの効果が無い、と言う事は………
世界そのものか?」

レディリーが、未だ星々の瞬く天を見上げる。

「まさかヴァルキュリア? だとすると北欧神話?
だが、その特徴は見えない………
それは、死の国、だとでも言うのか………」
「どうする?」

ぶつぶつ声に出し始めたレディリーに、カンナが問い直す。

「今からまともに術式を解除していても間に合わない。
精密な術式だけに、中途半端な事をしたらもっと厄介な事になる。
聖カンナ、コネクトを貸しなさい」
「ああ、いいだろう」
「全員、撤収の準備を」
「なんだって?」

レディリーの指示に、カオルが尖った声を上げる。

「彼女達を助けても、どの道ここは維持出来ない、
魔法少女どころじゃない、
昔の米ソと全面戦争の方が遥かにマシ、って相手を敵に回す事になる」
「何を、しようって言うの?」

海香が尋ねる。

「魔術と科学が角突き合わせていた、
そんな時代の負の遺産、かしらね」


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