ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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131:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/11/21(月) 03:31:07.70 ID:gLShNy640

「初めまして。わたくし、
内閣総理大臣特別秘密補佐官を務めます織田みくり、と申します。
京都府警察本部長は警察庁長官及び内閣総理大臣の承認を得て、
貴方に対して私の指示には絶対に従うべし、
全ての責任は本部長、引いては総理大臣が負う、との命令を下しました。
その事をまずご理解下さい」

髪をアップに纏め、赤縁眼鏡を装着した
スーツ姿の美国織莉子が宣告と共に優美に一礼する。

「あなたには、この警察署に設置された廃ビル爆破事件捜査本部、
その中からあなたを班長、
警部一名を主任とした捜査班を一つ編成して引き抜いていただきます。
捜査班は、口が堅く手堅い人間を揃えていただきたい」
「お言葉ですが補佐官」

織莉子の唐突過ぎる指示に、署長は真面目に応じる。

「私にその様な権限はありません」
「しかし、経験と人望はあります。
京都府警に於いてノンキャリアの刑事人脈を実質的に掌握しているのはあなた、
その事を把握した上での指示です」

そう言って、織莉子はデスクに一台の携帯電話を置く。

「この電話に一番最初に登録された番号、アドレスは府警本部長に直結していると考えて下さい。
あなたからの要請があれば、
府警本部長以下が必要な体裁を整え、指示命令を下す体裁になっています。
あなたが選んだ捜査班のメンバーを伝えたならば、
そのメンバーには名古屋のここ、このホテルの部屋に極秘に集合する様に出張命令が下ります。
もちろん、あなたも含めてです」

織莉子が、携帯電話を操作し画面を示しながら告げる。


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