ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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130:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/11/21(月) 03:27:27.33 ID:gLShNy640

「こんなもの、どうやって手に入れたのよ」
「ハッキングが出来たら一番簡単だったけど、
それが無理だったから、人間の方をハッキングさせてもらったわ。
日向カガリの能力で警察を動かして、関係する情報を引き出してもらった」

マミの疑問にほむらが応じる。

ーーーーーーーー

(回想)

「何だね、君達は? ………」

京都府警管内のとある警察署署長室で、部屋の主が不意の訪問者に声を掛ける。
フードを被ったままのジャンパー姿の人物とスーツ姿の女性。
それが、面会予定もノックも無しに堂々と立ち入って来たのだから、
署長から見て不審人物以外の何物でもない。

「お静かに」

日向華々莉がジャンパーのフードを少しずらして声を発すると、
署長がデスクの上のスイッチに伸ばした手が止まる。

「これより警察庁長官及び京都府警察本部本部長からの極秘指令を伝えます。
従って、他の者の出入りは禁止していただきたい」

華々莉の言葉に、署長が姿勢を正した。

「改めまして、わたくし内閣総理大臣特別秘密補佐官秘書を務める加賀爪、と申します。
これより、わたくしの上司の話を聞いていただきます。
彼女の話には一片の嘘も間違いも無い、と言う事を最初にご理解下さい」

華々莉の言葉と共に、彼女に手で示されたスーツ姿の女が動き出す。
署長の前に移動した彼女が身に着けたリクルート風のスーツは全体に半サイズ程小さいらしい。
ブラウスのボタンを上から三つ開放しながら、
膝上四捨五入二十センチのタイトスカートを合わせたスーツをきりっと着こなしている。


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