ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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12:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/01/03(日) 13:16:22.97 ID:FQv2s0UF0

「………お待ち下さいっ!」
「?」

叩き付ける様な声に、恭介は振り返る。
その恭介に、びっ、と、何かが差し出された。

「明日、あすなろプールのリニューアルオープンでチケットが手に入りましたの。
それで、是非上条君とご一緒に………」
「………」
「ごめんなさい、コンサートも近くてお忙しい時でしたわね」
「いや」

仁美は、意外な声を聴いて視線を上げた。

「明日だよね」
「はい」
「うん、一緒に行こう。
明日は自主練だけだから少しそういう時間も欲しかった」
「本当ですの?」

疑う訳ではないが、嬉しさ故に確かめずにはおれない。

「うん」

それは、仁美が手と手を組んで歌い上げたくなる様な恭介の微笑みだった。
さあ、帰宅したら改めて吟味しよう。
それは、戦いに挑む鎧、武器であると共に戦場の華。
決して後悔等しない様に、未だ十分には程遠くても、
女の知恵の粋を尽くす今がその時。

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今回はここまでです>>6-1000
続きは折を見て。


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