ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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11:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/01/03(日) 13:12:42.28 ID:FQv2s0UF0

 ×     ×

逢魔が時、魔を狩る二人の少女が、ホオズキ市の繁華街周辺を見回っていた。

「あーあー、どうせだったらさっさと見つかんないかなぁ」

本日の反応の鈍さに、成見亜里紗が腕を頭の後ろに組んで声をあげる。
その側で、詩音千里はふうっと小さく嘆息して歩を進める。

「?」

その千里がふと足を止め、亜里紗がそれに気づく。
ぱちくりと瞬きする千里の視線を亜里紗が追った。

「あれって?」
「………」

亜里紗が、通りの向こうに見える、
見覚えのある先輩を交えた二人組に目を凝らす。

「へぇー、もしかしてなんかいい感じ?」
「………」

 ×     ×

奏遥香にバス停まで案内してもらい、
上条恭介は無事見滝原の帰路に就いていた。

「上条君」
「ああ、志筑さん」

もうすぐ自宅、と言う路上で、恭介は志筑仁美と遭遇した。

「お出かけでしたの?」
「うん、ちょっとね」
「そうでしたか………」
「じゃ、明日………明後日、学校で………」
「はい………」

挨拶を交わし、恭介はすれ違い歩を進める。


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