加賀「提督……あなたのスタンドは……この世の何よりも優しいスタンド」
1- 20
98: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2016/04/16(土) 23:41:30.36 ID:fEYujdtkO

 ふふふ、と暗い笑みを浮かべた山城。

 その瞳に……漆黒の炎が点る。その様はどこか鬼めいて怖い。


「いい……よく考えて? このままなら確実に『確かめる』……そして幽霊騒ぎと言ったら……」

「き、肝だめし……ッ」


 ごくり、と鳴る大井の喉。頷く山城。


「そこで…………もしも、ただ確かめるだけじゃあ詰まらない……『肝だめしもしよう』と言ったら……」

「な、なるほど……。でもなんで私に……?」

「一人なら反対されるかも知れないわ…………でも、二人…………少なくとも二人集めたなら……」


 加賀はそういうお遊びに反対するだろう。

 卯月もきっと、他人を驚かす仕掛けならともかく、自分が仕掛けられるのは嫌がるかもしれない。

 だが、残る仗助と天龍は恐らく中立。むしろ、激しい熱意を向ければ賛成になるだろう人間たちだ。

 となれば、


「ひ、必勝法……!」


 ざわ、ざわ……と空気が揺れる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
159Res/63.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice