加賀「提督……あなたのスタンドは……この世の何よりも優しいスタンド」
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101: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2016/04/17(日) 00:10:49.41 ID:ON5J6KsdO

 そして、天龍と仗助が後にした執務室――――。


「……加賀さんはよかったっぴょん?」


 床掃除を行う卯月が顔を上げた。片手にはロールクリーナー。


「……何がですか?」

「いや、司令官たちと『肝試し』に行かなくて」


 ――ぴくり。

 肝試し、その言葉の部分で加賀の眉が動いた。僅かな強張り。

 常人なら見逃してしまうだろうそれにも――――しかし悪戯が三度の飯より好きな卯月、最近はできてないが、見逃さなかった。


「もしかして加賀さん、幽霊が怖いんじゃ――」

「何も出なかったわ」

「え……?」

「何も出なかったわ」

「……」

「何も出なかったわ」

「あっはい」


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