882:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 20:32:45.81 ID:f99GTpNXO
クルーヤ「まずは、リツコ」
律子「はい」
クルーヤ「プレゼントだ。ボクの使っていた剣を君に託すよ」
律子「剣を? いいんですか?」
クルーヤ「リツコが使っていた剣は君が聖騎士になったことでその役目を終えたんだ。せっかくジョブチェンジしたっていうのに武器も持ってないんじゃ格好つかないないだろう?」
律子「………」
クルーヤ「遠慮なんかしなくていいさ。ボクにはもう必要のないものだからね」
律子「いえ、遠慮っていうか……これもまた罠なんじゃないかって疑っているんです」
クルーヤ「うっ……」
クルーヤ「あ……あはは、まあ最初に騙したのはちょっとした余興みたいなものだよ。……でも今回のは、正真正銘ボクの親心なんだ」
春香「お姉ちゃん、受け取ってあげてください。お父さんは悪意を持って人を騙すような人じゃないです。私が保障します!」
律子「……そうね、春香がそう言うなら、有り難く受け取っておくわ」スッ
クルーヤ「その剣の名は『エクスカリバー』。この世に二振りと無い聖剣だ」
律子「聖剣、エクスカリバー……」チャキッ
春香「わぁ、なんか私の『ライトブリンガー』とお揃いで姉妹って感じですねっ♪」チャキッ
クルーヤ「そうだね。光をもたらす剣に、王たる剣。どちらもこの世界に無くてはならない存在だ」
律子「ふむ……」スチャ
律子(エクスカリバーって円卓の騎士アーサー王の剣だったわよね、確か)
律子(うーん、猫に小判にならないようにしなきゃ)
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