881:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 20:30:09.13 ID:f99GTpNXO
律子「……クルーヤさん。聞かせてもらえませんか?」
クルーヤ「うん? 何をだい?」
律子「あなたの本当の目的です」
律子「あなたはただ私たちの足止めをするためにここで待っていた、ってわけではないんでしょう?」
春香「あ、それ、私も気になってました」
クルーヤ「…………そうだね、わかったよ。今の君たちなら、きっと大丈夫だろう」
クルーヤ「ボクがここでハルカとリツコ待っていた理由は二つある」
クルーヤ「一つは、君たちがコトリさんと戦えるレベルかどうかを見極めるため」
春香「えっ……」ドキッ
律子「………」
クルーヤ「ははっ、二人ともそんな顔しなくてもいいよ。リツコは無事パラディンにジョブチェンジできたし、ハルカの素晴らしい実力も確認した」
クルーヤ「君たちは強い。身体も、心もね」
春香「良かったぁ……。お父さんに認めてもらえれば百人力ですね!」
律子「……ま、その言葉は素直に受け取っておきましょうか」
クルーヤ「そしてもう一つは、君たち二人にプレゼントを渡すためなんだ」
春香「プレゼント……ですか?」
律子「………」
律子(……クルーヤさん、自分でこの世の存在ではないって言ってたし、プレゼントというよりも形見のつもりなんじゃないかしら)
律子(そんな風に考えるのは野暮なのかもしれないけど)
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