提督「うぉゎぁああああああああああああああああああああああああああ」
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158: ◆kquYBfBssLZl[saga]
2016/05/16(月) 18:08:19.42 ID:DZfBeg1xO
……そこが司令官の股座じゃなければ、もう少し可愛げもあったろうに。
完全にただの痴女である。
ていうかもう台詞が酷い。
ジャマって、それもう脱ぐ前提じゃん。
挿入態勢万全じゃん。

「……今晩来たのは、間違いじゃなかったみたいだね」

危うく、司令官の貞操が穢されるところだった。
……いや、別に私のものじゃないけどさ。
そもそも、司令官が初めてなのかどうかもわからない。
ともかく、誰にも先を越されなかった、という意味では、今日決意しておいて良かったということだ。

「ぅ…………」

瞬間、私の全身が硬直する。
私のものでも、ユーちゃんのものでもない、幽かな呻き声。
ゼンマイの切れかかったからくり人形のように、強張った首をある一方に向ける。
視線の先にあるのは、司令官の顔。

「ぅうっ…………」

何かに耐えるように、司令官が再び呻く。
……まさか、睡眠薬の効果が?
もしこのまま司令官が目覚めてしまえば、この状況ではなんの言い逃れもできない。

「ゆ、ユーちゃ――」

ここは一度、隠れるか一時撤退を。
そう進言しようと思い、ユーちゃんを振り返ったところで、私は思考を停止した。



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