本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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749: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2019/01/07(月) 02:26:20.00 ID:Dw61O0Mh0
P「そうか……いや、でも、俺もちょっとはわかるかもな。信頼されたいし心配されたいし疑われたい。信じることと疑うことは矛盾せずに両立する感情で、たぶん、濃淡しかないんだ。どっちが濃いか、どっちが淡いか。グラデーションでしかなくて……俺は何を言いたいんだ?」

未央「えぇ……そこで私に聞く? なんかいいこと言う風な前置きだったのに」

P「いいこと言おうと思ったんだが思いつかなかった」

未央「かっこわる……」

P「かっこわるいは傷つくからやめてほしい」

未央「プロデューサー、かっこいいよ☆」

P「めちゃくちゃ嘘くさい……」

未央「嘘だもん」

P「……それはそれでかなしい」

未央「わがままだなぁ。それで、けっきょくのところ?」

P「けっきょくのところ……未央には俺のことを考えてほしい、のかもしれない」

未央「つまり、私と同じ結論ってこと?」

P「あー……そうなるか。プロデューサーとしてはどうなんだってところもあるけどな」

未央「いやいや、いくら信頼できる人であっても完璧な人なんていないんだからある程度は心配したり疑ったりすることは必要だと思うよ?」

P「急に真面目な話になったな」

未央「未央ちゃんは真面目なので。くいっ」

P「眼鏡かけてもないのに眼鏡くいっとするな」

未央「かけてほしい?」

P「どうしてそうなるお願いします」

未央「お願いするんだ……」

P「かけてほしいからな。でも、メガネなんて都合よく持ってるもんか?」

未央「ファッション用とか変装用にね。あんまりかける機会はないけどさ」

P「確かにな。見ないことはないが、あんまりかけてるイメージはない」

未央「たまにかけるからこそ価値が出ることを狙っていたり……は、べつにしないけどね。それじゃあ、メガネ、装・着! じゃきーん!」

P「変身でもするのか?」

未央「眼鏡をかけるの、変身って感じするもん。それで、どうかな? メガネ未央ちゃん」

P「それは最高なんだが」

未央「さ、最高なんだ。……具体的にどのあたりが?」

P「ぜんぶかな……」

未央「おおぅ、即答……なんか、仕事のときみたいな素直さだね」

P「仕事のとき以外も素直だと思うが……うん。個人的に眼鏡をかけた女の子は好きだから、ってのあるかもしれない」

未央「私みたいに元気な女の子がメガネをかけると印象も変わっていい感じ?」

P「それもある」

未央「仕事のこと考えてる?」

P「……ちょっと」

未央「うわぁ」

P「引くな引くな。仕方ないだろ? 最高だったんだから」

未央「仕方ないかな? でも、仕事だとしたら……どんな感じ? 今までにもメガネをかけたことはあるけど……それとはまたべつの?」

P「んー……そのあたりはまだ考えてない。メガネかけた未央をもっと見てたいってだけだからな」

未央「言ってくれればいつでもかけるよ? もちろん、そのときのコーデとの兼ね合いもあるけどさ」

P「……魅力的な提案だが、未央の言う通りたまに見るからこそってこともあるかもしれないから遠慮しとく」


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