本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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742: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2018/11/05(月) 06:49:56.10 ID:CW6dl2EU0

――店の中

未央「お、今日はこういう感じのお店かー」

P「どういう感じだよ」

未央「知る人ぞ知る……みたいな? L字型のカウンターで、ちょっと奥まった場所にある感じが」

P「そこそこ有名な店だから違うな」

未央「でも私は知らなかった。なら実質『知る人ぞ知る』でしょ?」

P「屁理屈だな」

未央「言葉遊びと言いたまえ。それで、ここは……なんか、いっぱいメニューがあるね」

P「最初は表に書いてあるほうだけだったらしいんだがな。なんか増えていったらしい」

未央「お客さんのリクエストを聞いていって……みたいな?」

P「だな。そんなこんなで膨らんでいったらしい」

未央「それで、何がオススメ……って、いくつか『オススメ』って書いてるね。つまり、どれがオススメなのかわからないやつ」

P「まあ、そもそもメニューに書いてあるならぜんぶオススメってだけの話かもしれないけどな」

未央「確かにそうじゃなきゃメニューに書かないかー。……今までもオススメオススメ言ってきたんだから今更だけどね」

P「ホントにな。で、結局何を頼むか、だが……俺もここのは色々あってわからないんだよな」

未央「んー……カレーが多いね。見た感じ。どうなの?」

P「おいしいカレーだな。洋食屋のカレー、って言うのも違うが……どちらかと言えば、どろっとした感じかな」

未央「どろっとしてる以外なにも伝わらない……」

P「それだけで十分だろ? あー、前に行った金沢カレーみたいな感じではないな。スパイスカレーって感じでもない。なんて言ったらいいのか……難しいな」

未央「ほうほう……じゃあ、私はこの照り焼き丼にしようかな!」

P「カレーじゃないのかよ」

未央「いやー、なんかビビッと来ちゃいまして。プロデューサーは?」

P「ハヤシライスで」

未央「カレーじゃないんだ」

P「俺はいいだろ? ……まだ食べたことなかったからな。食べてみたかったんだ」

未央「そっかそっか。それじゃあ注文しちゃうね? すみませーん!」



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