本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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706: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2018/04/22(日) 21:02:34.17 ID:swKObOD40

――店の中

未央「ん、中は思ったよりも広い……かも?」

凛「カウンターだけじゃなくてテーブル席もあるんだね。思ってたよりも気楽そう」

藍子「内装も完全に和風、というわけではないんですね。雰囲気はちゃんとありますけど、そこまでぴりっとしていない、というか」

P「そんなもんだよ。まあ、俺も色んなところに行っているわけじゃないからわからないんだが」

未央「この店にはよく来るの?」

P「ちょくちょくな。月に一回来るかどうか……いや、何ヶ月かに一回くらいか」

凛「いつもは誰と来てるの?」

P「何人かで来る時もあるけど、結構ひとりでも来るからな?」

藍子「お寿司屋さん……ということは、どちらかと言うと日本酒が好きな人ですか?」

P「いや、鮨も最近は結構ワインとのマリアージュに凝ってるところもある……が、ここは確かに日本酒だな」

未央「へー……お寿司と言えば日本酒ってイメージがあったけど、それだけじゃないんだね」

凛「どっちにしても、私たちはまだ飲めないけどね」

P「まあ、それはまた飲めるようになった時にな。ただ、本当に飲み過ぎないように。この三人だと……たぶん、大丈夫だと思うが」

未央「意外とあーちゃんがすごい酒豪だったりして」

藍子「えっ」

凛「ちょっとわかるかも。飲むペースはゆっくりだけど、ずっと飲み続けている藍子。想像できるから」

藍子「わ、私、そんなイメージありますか?」

P「なくはないな。逆に、めちゃくちゃ弱かったりするかもしれないが」

未央「お酒に弱いあーちゃん……それはそれで、想像するだけでかわいいですなー」

凛「藍子はどういう酔い方するんだろうね。意外と、悪酔いするタイプだったりして」

未央「ちょっと子どもっぽくなんてなられたらもうイチコロだね。かわいすぎて心配」

P「その場合は禁酒だな。藍子には悪いが、大事なアイドルだからな。信用できる誰かがいない限りは禁酒だ、禁酒」

藍子「……まだお酒を飲める年齢になってもいないのに、禁酒令まで出されちゃうんですか」

未央「あはは。でもまあ、あーちゃんはゆるふわだけどしっかりしてるし、大丈夫だと思うけどね」

P「誰でもダメになる可能性があるから酒はこわいんだけどな……」

凛「実感こもってるね」

未央「とにかく、酒は飲んでも飲まれるな、ってことですよ。そもそも今日誰もお酒飲まないのに、どうしてお酒の話に……」

P「さて、じゃあ何を注文しようか。俺はいつもおまかせでいくつか握ってもらってからお好みで……って感じなんだが、どうする?」

凛「話の変え方、ちょっと強引過ぎない? 私はそれでいいよ」

藍子「私もです」

未央「私も」

P「それじゃ、それで頼むか。すみません」



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