86:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/14(木) 23:26:00.33 ID:e5rLf//zo
「始めるって何を」
「見ればわかるよ。URL張ってあげるから。最初はソフトなやつの方がいいかな。あたし
も恥ずかしいし」
「あのさ」
「うん」
「何だかおまえの言ってることがよく理解できねえんだけど」
「今晩スレを見ればわかるよ。それよか、あっちの方をフォローした方がいいんじゃな
い?」
「あっちって」
二見の視線を追うと、そのときようやく教室に入ってきた夕也の姿が見えた。
「・・・・・・酷い顔してるね。何かわからないけど、相当悩んでるみたい」
確かに二見の言うとおりだった。
「よう、今日は遅いじゃんか」
「・・・・・・ああ」
「寝不足か? 夜更かしでもしたのか」
「まあ、ちょっとな」
「今日は学校サボって寝てた方がよかったんじゃねえの」
「おまえじゃあるまいし、そんなに簡単に学校をサボれるかよ」
「さすが学年で一、ニを争う秀才は言うことが違うな」
「そんなんじゃねえよ」
何だかこれ以上こいつが憔悴している理由を追及しづらかった。だから、俺は話をそら
した。
「だいたいおまえスペック高すぎだろ? 部活もやってないくせに体育まで成績いいんだ
もんな、おまえ」
「そんなことねえって」
「いいよなあ。学校で肩身狭い思いしたことねえだろ? おまえ」
「おまえにだけは言われたかねえよ」
「え?」
「何でもねえよ」
「おまえ、本当に大丈夫か」
「大丈夫だよ。それより昨日有希と仲直りはできたのか?」
「一応」
あいつが俺に言ったことなんかとてもこいつには言えない。
「一応ってどういう意味だよ」
「仲直りしたよ。一応」
「だから、どう意味で仲直りしたって聞いてるんだろ」
やぱりこいつ、有希のことを好きなんだ。
468Res/896.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20