419:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 23:13:56.28 ID:ooGZg3gbo
そして。
ぎりぎりのタイミングだった。
420:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 23:14:24.41 ID:ooGZg3gbo
あたしはそこで助け舟を出してあげることにした。相変わらず二見さんに対し、得体の
知れない優越感を覚えながら。
「まあクラスの人以外だと・・・・・・あ、そうだ。生徒会長が尋ねてきたよ」
421:名無しNIPPER[sage]
2017/01/31(火) 23:15:12.31 ID:ooGZg3gbo
今日は以上です
また、投下します
422:名無しNIPPER[sage]
2017/02/03(金) 03:35:05.53 ID:XyslxGceo
おつかれ
423:名無しNIPPER[sage]
2017/02/22(水) 16:17:24.49 ID:BXgaHi9LO
おつ
424:名無しNIPPER[saga]
2017/04/10(月) 22:50:33.00 ID:lgsX17cTo
父親が東北に異動したため、俺は母と一緒に父親について東北の学校に転校した。それ
は、俺が大好きで大切にしていた浅井姉妹と別れることを意味していた。転勤の期間はわ
からないという。そんなに長い間じゃないよと父は言ったけど、それほど確信のある様子
でもなかった。他の女の子も男の友達も別れることはどうでもいいが、浅井さんちの姉妹
425:名無しNIPPER[saga]
2017/04/10(月) 22:51:16.52 ID:lgsX17cTo
「そうなのよ。突然、唯がまじめになってあたしもびっくり。でも、こっちの方が全然い
いわ。夜遊びもしなくなったし、付き合っている子たちもまじめな子ばかりになったし」
姉さんはそう言って笑った。
426:名無しNIPPER[saga]
2017/04/10(月) 22:51:51.86 ID:lgsX17cTo
東北での生活は楽しかった。姉さんと唯がいないことは寂しかったけど、それ以外では
全く不自由のない生活だった。友達もすぐにできたし、同級生の女の子に告られもした。
結局、付き合いはしなかったけど。二年次編入なのだけど、住まいや学校の周囲の環境は
最高だった。美しい田園や青い海があり、市街地の方に行けば、大きなショッピングセン
427:名無しNIPPER[saga]
2017/04/10(月) 22:52:33.21 ID:lgsX17cTo
『姉さんの理想は高いからなあ。少しは妥協したら?』
『んなことあるわけないでしょ。あたしがもてないだけだよ』
428:名無しNIPPER[saga]
2017/04/10(月) 22:53:16.58 ID:lgsX17cTo
『何言ってるの。俺が今までどんなに姉さんのことを好きだったか知らないだろ』
『嘘つけ。冗談はやめろ』
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