300:名無しNIPPER[saga]
2016/07/07(木) 23:56:08.39 ID:EmRkc2/So
「何だって?」
「だから女神行為だよ。おまえ、ネットとかそういうのに詳しいだろ?」
「女神って、あの2ちゃんねる的な意味の女神か?」
「ああ」
「・・・・・・鈴木が二見の親に話してたのってそういうことだったのか。そういや下着姿がど
うこう言ってたもんな」
「・・・・・・まあ、そういうことで、優は多分停学で自宅謹慎になったんじゃないかと」
「ないかとって、おまえ二見と連絡取れてねえの?」
「あいつ、電話もメールにも返事しねえよ。優の家に行ったけど、誰もいないっぽい」
「そうか・・・・・・。まあ、おまえも二見のことは心配だろうけどさ。でも、二見の停学が何
日間かわかんねえけど、停学期間が終ったらまた二見と会えるさ」
「うん。俺も自分にそう言い聞かせてる」
「それにしても変だよな」
「変って何が?」
「おまえは昨日のホームルームの時、教室にいなかったから知らねえだろうけどさ、鈴木
は二見は家庭の事情でしばらく学校を休むってみんなに説明したんだよ」
「うん、そりゃ鈴木だってとても本当のことは言えないだろうからな」
「そんでみんな一応は納得してたみたいなのによ、今日になっておまえと話をするのを避
けるやつが出てくるって、おかしいだろ」
「まあ、そう言われりゃそうだな」
「何か嫌な予感がするな」
「どういうことだよ?」
「・・・・・・どっかから二見の女神行為の噂が流れてるとしか思えねえじゃん」
「まさか・・・・・・いったい誰が」
「鈴木にチクったやつじゃねえの。そいつくらいしか、真実を知ってたやつはいないはず
だし」
確かに夕也の言うことも一理ある。まずい。
俺はそう思った。夕也の言うとおりなら、これは優にとっては最悪の結果になる。
「おまえの言うとおりなら、優の立場は最悪じゃねえか」
夕也に当たり散らしたってしかたないことなのに、俺は少し八つ当たり気味に夕也に答
えた。おまえらの事業自得だろ。俺は夕也にそう言われてもしかたないのに、でも、夕也
は言った。
「俺が探ってみる。俺はおまえと違ってシカトされてるわけじゃねえし」
「悪い」
俺は思わず素直に夕也にそう言った。
「女子高校生の女神行為とかって、正直俺には理解できねえけどよ。二見が傷付くとおま
えも傷付くだろ。そうすっと有希とか麻衣ちゃんも辛い思いをするからな」
「・・・・・・悪い」
「だからおまえとか二見のためにするんじゃねえよ」
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