148:名無しNIPPER[saga]
2016/03/06(日) 23:51:29.56 ID:lFgwUqheo
「その上、料理も上手とか普通ありえねえだろ」
「そう言われれば嬉しいけど・・・・・・でも君の勘違いだよ。あたしはそんなに完璧な人間じ
ゃないよ」
「謙遜すんな」
「謙遜じゃなくてさ、あたしって女神なんかやってる時点で人生詰んでるしね」
自分でもわかってはいるんだ。
「まあ、それに関してはそうかもしれないけど」
「麻人は、本当はあたしがああいうことするの、本当はいや?」
「今のところはそんなにいやだって感じはしないけど」
「今のところはって?」
「そのうちおおまえのこと独り占めしたくなって、他のやつらにおまえの体を見られるこ
とに嫉妬し出すかもしれないとか、考えたことはあるよ」
「そうか。まあ、そうだよね」
「でも、今は別にいやじゃない」
「それならよかった。もうお代わりしないの?」
「うん。もういいや。美味しかった」
「じゃあ、コーヒー入れるね。あたしの部屋で飲もうか」
「え?」
「二階なの。こっちだよ」
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