女神
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115:名無しNIPPER[saga]
2016/02/06(土) 22:07:48.81 ID:pCvLUfD/o

「おはよう」

 二見が立ち上がって俺にあいさつしてくれた。

「お、おう。ええと」

 俺は何をうろたえているんだ。

「一緒に登校してもいい?」

 二見が俺を見上げるようにして言った。さっきまで熱心に眺めていたスマホをかばんに
しまい込んで。

「あ、うん」

「よかった」

 何かいつもと違って大人しい。昨日のことで緊張してるのだろうか。

「あのさ」

「うん」

「昨日のあれ」

「・・・・・・うん」

「見たよ」

「そう」

 こいつのこの制服を脱がすと、昨日の画像のとおりの裸になるんだよな。突然俺は本人
を目の前にしてとんでもないことを思いついて、そしてそのことに狼狽した。

「どうしたの」

「いや」

 俺の目はなぜか、二見のブラウスに隠された胸を見つめてしまっていた。

「あ」

 二見が両手でブラウスの胸元を隠した。

「ごめん、そうじゃなくて」

「うん」

 二見が胸を隠したままうつむいた。

「綺麗だった」

 よくこんなことが言えたものだ。本当に半ばは勢いで口に出してしまった。本心ではあ
ったけど。

「え?」

「だから、昨日のおまえすげえ綺麗だったよ」

「うん、ありがと」

 二見が自分の胸元を隠していた両手を外し、真っ赤な顔で俺に答えた。


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