末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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573: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/12/25(月) 00:00:12.49 ID:FcvUXxa+0
(次兄「そうです、では……しばしそのままで自宅組の皆様はお待ちくださいませ」)

(次兄「さて、これからが本番です末妹、そして野獣様をはじめとする皆様」)

(野獣「これから何が始まるのだ」)

(次兄「俺の人生にとって、一世一代の賭けです」)

(王子「何が何だかわからないよ」)

(次兄「念のため俺達はおっさんの魔法陣の中で待機します」)

(次兄「通常の方法とイレギュラーな方法の両方を併用することで成功率は高まるかと」)

(次兄「末妹、手を繋ごう」)

(末妹「う、うん」キュ)

(次兄「ここで、ご一同にお願いがあります」)

(次兄「この先どのような展開が現実世界の末妹の部屋で繰り広げられようとも、一切を不問に付すと、約束してほしいのです」)

(次兄「末妹も、鏡の向こうの父さん達も含めて」)

(末妹「わかったわ、何も聞いたりしない」コク)

(野獣「……ますますわからん」)

(王子「わかんないけど……約束したらいいんだね?」)

(師匠「……約束するしかない、な、これは」)

(師匠「そもそも今回は儂の力と知識が及ばぬためにこうなったのだ」)

(師匠「君達が無事にご家族のもとへ帰れるのなら、何があろうとも我々に口を挟む権利なぞありはしない」)

商人「私も約束する、皆にも約束させるよ!!」

次姉「お父さんが言うなら」

執事「本当にわかりませんが、我々もご主人様達に従う以外ありませんね」
 


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