末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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◆54DIlPdu2E
[saga]
2016/10/22(土) 23:18:28.14 ID:KEUGA59S0
翌日正午の少し前、南の港町……
トコトコ……
末妹「あ、お兄ちゃん、図書館からの帰り?」
次兄「おお末妹、今日は土曜授業だったそうだが……もう終わったの?」
末妹「ええ、お昼で終わり。希望者だけの補習授業だから」
次兄「そっか……んじゃ一緒に帰ろ、今日の昼ごはんは長姉ねえさんが用意してくれるはずだから」
末妹「……『だから』とはどういう意味?」
次兄「長姉ねえさんの料理とドヤ顔を前に、俺がうっかり余計な発言をしそうになったら止めて欲しい」
末妹「余計だとわかっているなら、言わなければ良いのに」
次兄「それができるくらいなら今の俺はこんな俺じゃない、そう思いませんこと?」
次兄「……自助努力はするけど」
末妹「うん、『間に合えば』止めるからね?」
次兄「ありがとう、俺の理性の守護天使様……別名、社会的な意味での安全装置様」
トコトコ……
末妹「本を借りて来たの? 3冊も」
次兄「ああ、2冊は勉強用だけど……これだけは個人的に」スッ
末妹「どれどれ……『歴史の中の魔法』……?」
次兄「そうだよ」
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