末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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345: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/09/12(月) 00:08:13.60 ID:9oy2EtiR0
王子「でも末妹さんがさっき言ってくれたように、君達よりこの世界での経験は全然足りないし」

王子「……ううん、君達と同じ時代にこの年齢差で生まれても、きっと僕の方が世間知らず」

王子「二十年間の人生で、見て来たものがあまりにも少ない、触れて来たものがあまりにも少ない」
以下略 AAS



346: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/09/12(月) 00:09:30.10 ID:9oy2EtiR0
末妹「……こ、今度こそ固まっちゃった……?」

次兄「……そんなにショック受けなくてもいいじゃん……」ヨヨヨ

王子「」ハッ
以下略 AAS



347: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/09/12(月) 00:11:27.61 ID:9oy2EtiR0
次兄「とにかく昔よりすごく丸く……体形がじゃないですよ? 態度が丸くなって、普通に俺達とも話してくれるようになった」

王子(野獣と話す時もだけど、どうして次兄君はリスクの高い言葉を選ぶんだろう?)

末妹(まかり間違っても一連のお兄ちゃんの言葉が二人の耳に入りませんように……)オイノリ
以下略 AAS



348: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/09/12(月) 00:13:14.20 ID:9oy2EtiR0
王子「まだ師匠にも持ちかけていないけれど……」

王子「……小国の王と王妃と……そして王子の墓、に」

末妹「!」
以下略 AAS



349: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2016/09/12(月) 00:14:17.94 ID:9oy2EtiR0

※昨夜はほぼ寝落ち状態ですみません、今夜はここまで※
 


350:名無しNIPPER[sage]
2016/09/12(月) 02:06:04.70 ID:HoXxI+KKO

次兄が人間相手に好きなんて言うとはびっくりー


351: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/09/18(日) 23:03:11.31 ID:U3BHccjz0
……

(野獣「……やれやれ、師匠に旅程を教えてもらった時から、薄々こうなる予感はしていたのだが」)

(野獣「往路は小国の王都だった地域を遠巻きにするように南下し」)
以下略 AAS



352: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/09/18(日) 23:05:34.96 ID:U3BHccjz0
次兄「おっさんに話しをするのはまだ先……と」

王子「うん」

次兄「……詰めが甘い、菫花さん」キリッ
以下略 AAS



353: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2016/09/18(日) 23:50:46.85 ID:U3BHccjz0

※時間開いちった…この続きは明日に…おやすみなさい※


354:名無しNIPPER[sage]
2016/09/19(月) 02:04:50.92 ID:j9RyIapJO

渋いおっさんが熱心に手鏡を覗き込んでいる光景というのはなんか…アレだな


355: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/09/19(月) 23:53:11.75 ID:TWXB0LOf0
王子「お墓に行きたい理由は……今は、まだ話せないけど」

次兄(おっさんも聞いてますしね)

王子「でも、決意だけは君達に」
以下略 AAS



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