末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
1- 20
329: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/08/27(土) 23:55:21.67 ID:zlIPDL7j0
長姉「そんなあんたじゃなきゃ私みたいな女と付き合ってくれないって、それも知ってるもの」

幼馴染男「……えーと……」

長姉「……それに次姉も言ってた、変だけど少なくとも危険なお客様ではないと、すぐにわかったって」

長姉「私も店に入って来た時はびっくりしたけど」

長姉「確かに顔を出す前から気が弱そうな中身は丸見えだったわ」

長姉「だから、あんたが悪い人じゃないと思ったのも間違ってない」

長姉「……さっきのは私が怖い思いをしたからと言うより、あんたのお人好しにちょっと呆れただけ」

幼馴染男「うん、確かに呆れられても仕方ないね……」トホホ

長姉「だからって鈍感で何も考えていない世間知らずなんかじゃないのよね、あんたは」ギュ

幼馴染男「っ、長姉!?」ボワッ

長姉「やだ、手を握られただけで真っ赤になって」クス

長姉「……もういいの、何事もなかった済んだ話は」

長姉「でもね、本当に悪い人が現れたら……私のこと、守ってくれる?」

幼馴染男「も」

幼馴染男「ももももももももももももも、もちろんだとも!?」

長姉「……ありがと、頼りにしているわ」フフ
 


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
689Res/550.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice