末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
↓
1-
覧
板
20
330
:
◆54DIlPdu2E
[saga]
2016/08/28(日) 00:25:10.63 ID:DbElbTPu0
そうです、今は料理教室の休憩時間。
受講生1「……何の話をしているかわからないけど、あの二人の周囲の空気が甘ったるいのはわかるわ」
受講生2「やだ、まだあの彼に未練あったの?」
受講生1「そんなんじゃないけど……私も早く彼氏ほしいなって思っただけ」
受講生2「ねえ、このあいだ町で素敵な人見かけたじゃない、アッシュブロンドの美少年」
受講生1「ああ、旅行者ぽかったけど……すっごい可愛かった」
受講生2「あそこまでのレベルはさすがに求めていないけど、望みを捨てなければいつかきっと私達にも」
受講生1「そうね、そのためにも頑張らなくちゃ、料理の腕磨き!」
未亡人「……」
未亡人「何の話をしているかよくわからないけど、あの子達からやる気が伝わってくるのは間違いないわ」
未亡人「長姉さんと幼馴染男さんもいい雰囲気だし、若い皆さんから私まで元気を貰える気分よ」
未亡人「料理教室を開いて本当によかったわ……」
…………
いっぽう、自分が話題にされているとはつゆ知らずの王子……
王子「……カフェからここまで、何事もなかった……」ホッ
王子「えーと、個人的な客なのだからお店から入っては駄目、ちゃんとお住まいの玄関に回って、と……」
王子「深呼吸深呼吸……」スーハー
王子「呼び鈴、これだな、さあ……鳴らすぞ!!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
689Res/550.84 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445949058/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice