「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
↓
1-
覧
板
20
554
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/06/26(日) 02:45:16.33 ID:6tQxwIWDo
言葉が無い。
ただ、無言で居るしか出来ない私に、龍太郎さんは今気づいたようにハッとして、ゆっくり息を吐き、吸う。
乱れていない息を整えている龍太郎さんに、迷いながらも、聞く。
「……京香さんも、思い出したんですか?」
「……ああ。少し、大変だったよ」
苦笑する。
今度は、親愛の混じった苦味の笑み。
「少し、暴れてね。ものを散らして、机をひっくり返そうとしたところで、力が足りなくて少し動かして、次はソファーを少し動かしたところで力尽きたよ」
ああ、それで。
「だから、少し配置が変わってたんですね」
「覚えてたのか、凄いな」
女性はそういうのが得意だと聞いたことがあるけど、と表情が少し穏やかになる。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
762Res/260.18 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445939573/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice