「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/06/26(日) 02:51:01.45 ID:6tQxwIWDo
「まあ、そういうわけなんだ。京香は、少し寝かせてやりたい。同時に、少し京太郎のことから離しておきたいんだ」
京香さんは、体が弱い。
龍太郎さんの言葉で、さっきの事にも納得した。
京香さんが眠っている間に、私に話を聞きたかったのだろう。
家に来られて困っていたのは、京香さんが起きてしまうのではないかと思ったから。
「……その間に、もしかしたら、ひょこっと帰ってくるかもしれない」
誰が、とは言わない。
それは願望だった。
自分でも分かっているのだろう、それでも望まずにはいられない。
私も同じだから、分かること。
今にも、この京ちゃんの部屋に、ひょっとしたら──
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「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445939573/
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