「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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224:>>221 全然気づかんかった……ワハハの読み間違い並に直したい……各自修正してくれい……[saga]
2016/01/08(金) 00:37:37.46 ID:NbROBsPlo


「麻雀は強かったんですか?」

「ううん、高校から始めたって言ってたし、普通の初心者だったよ」

「ありゃ、意外じゃの」

「私も咲ちゃんの昔なじみって聞いて強そうなイメージだったじぇ」

「……ちゃんと、教えてあげたりしてたのかしら」


部長が少し声量を落とす。

この点は、流石に心配になったらしい。


「最近はインターハイとかもありましたし、ちょっと放置でしたけど……」

「そう……」

「でも、本人はそんなに気にしてませんでしたね」

「? やる気が無かったとかか?」

「やる気がなかったとはちょっと違うかな」


優希ちゃんの言葉に、少し考える。


「部活は真面目にやってたし、でも、何だろ……競技としての麻雀には重きを置いてなかった、のかな」


負ければ悔しがっていたし、ネット麻雀で勉強したりもしてたけど、なんというかそこを重要視していなかった気がする。


「目当ての子でも居たのかしら」

「あはは……」


否定出来ないので、曖昧に笑う。


「まあ、空いた時間に教えたりしてましたよ。そもそも打てるようになるまで教えてもらったのが麻雀部だったそうですし」

「そう」


私の言葉で、部長も少しは安心したみたいだ。





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