【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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391: ◆WolEwA02oI[saga]
2016/05/20(金) 17:46:01.05 ID:eJlAjRk50
【番外編】意外と強いよ。トモヨチャン!

その日拠点内のドージョーは物々しい雰囲気に包まれていた。

空間という空間にカラテが張り詰めており、誰も声を上げない。

「来い」

チガサキが人差し指を動かし、挑発した。次の瞬間!

DTDTDTDTDTDTDTDTDTDT!

工事現場めいて凄まじい轟音が鳴り響きながらトモヨがチガサキを中心として残像を残しながら走り始める!これはいかなる儀式なのか?なぜこのようなことが?

答えは十数分前に遡る。

久々に鍛錬をしに来たチガサキとトモヨがばったりと出会い、久しぶりにトモヨは稽古を付けてもらっていた。

戦力の上昇は目覚ましく、アデプト階位の中では上から数えたほうが圧倒的に早いほどの練度を持っていた。

そこでチガサキが一言。

「マスター階位の昇格試験と思って挑んでみないか?」

チガサキは例外めいた成果を上げたせいで実質試験をパスしたが、マスター階位には相応の戦力が求められる。

実際に試験では戦力の高いマスターニンジャを相手に模擬イクサを行い、認められることも条件の1つだ。

その中においてはチガサキは最高の適任者であろう。仮に認められれば戦力的にみればマスター階位並みと認められることになる。

「ヨロコンデー!」

トモヨは喜んでその提案を受け入れた。

だが模擬イクサであるがゆえに真剣を使うわけにもいかない。カロウシを木刀に持ち替え、対峙し、今に至るというわけだ。

しかしチガサキの周りを残像を残しながら回る意味はあるのだろうか?

この中でニンジャ動体視力をお持ちの方ならばお気づきになったのかもしれない。

トモヨは自らのカトン・EXブーストで動きに急激な緩急をつけているのだ。

その結果チガサキの周りには残像のトモヨができているわけだ。

しかしチガサキは残像には一切目もくれず、ただただ待ち続けている。

(仕掛けられない・・・!)

トモヨは改めて鬼神と呼ばれるニンジャの実力を垣間見る。

本来この状況になった途端にカタナのリーチとEXブーストの超機動性を生かしたヒット&アウェイで一方的になます切りにする予定だったのだ。

ましてや相手は素手。リーチの差は歴然であり、最も得意とする相手でもあるはずだった。だが!

(一切の動揺なし、意識、カラテの乱れなし、隙もなし・・・!)

格下、同格のニンジャであれば強く警戒をするなどして対応する。そこに意識の穴が生じるためそこを突く。だが目の前の師にはその変化が見られない。自然体なのだ。隙などあろうはずもない。

だがその可能性を考えていないほど彼女も愚かではない。

トモヨの指から小さく、細かい火球が生まれ・・・マシンガンめいて中心のチガサキめがけ一斉に射出された!

DDDDDDDDDDDDDD!

「イヤーッ!」

流石のチガサキも弾丸もかくやという速度で迫る小さくも強固な火球はよけざる負えない。一足でトモヨの円を飛び越えようと試みる!

(今!)

「イヤーッ!」

トモヨはチガサキが宙に飛んだ瞬間チガサキめがけて切りかかった!

いかに鬼神であれど空中にあっては軌道変化はできない。可能なのはそういったジツを持つ自分自身だけ。鬼神がさらした決定的かつ狙った隙であった。

トモヨの木刀がチガサキの脇腹めがけ振り抜かれ・・・当たろうとしたその時である!

(!!)

突如として木刀の動きが止まった。振り抜こうとした木刀を持った腕を掴まれたのだ!

チガサキは狙っていた。相手が宙に逃げるしかない状況で決定的なダメージを与えるには遠隔攻撃であれば力不足。近接攻撃しかないと!

トモヨが必ず木刀を振り抜こうと宙へ跳び仕掛けてくると!


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