【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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390: ◆WolEwA02oI[saga]
2016/05/20(金) 17:14:33.59 ID:eJlAjRk50
(経験則からすればニンジャスレイヤー絡みの出来事は常に最悪の方向にしか転がらない)

(ダークドメイン=サンがいくら強いといっても相手はニンジャスレイヤー。イグゾーション=サンを単独撃破した相手だ。何があってもおかしくはない)

(知らぬ存ぜぬを通してダークドメイン=サンが死亡した場合、拠点の危機管理能力が問われることになる)

(ん・・・?危機管理能力?)

(これを利用するか)

チガサキは黙考を終え、静かに口を開く。

「今回のダークドメイン=サンの急な来訪は拠点としても全くの想定外。知らぬ存ぜぬを通すことも可能だ。だが・・・」

「どのような意図があるにせよアマクダリとのイクサは必至。その時に我々が 何も知らず動けませんでした は許されない。拠点の危機管理能力を大きく問われることになる」

「よって緊急対策という名目で何らかの形でダークドメイン=サンの行動に加担するのが最善策だと考える」

チガサキは己の意見を述べた。

チガサキのロジックはこうだ。

今回のことは拠点としては青天の霹靂。事前準備などできなかった。

だがグランドマスターが来て、拠点の管轄であるアマクダリと何か交えるのであれば拠点として緊急介入をせざる負えない。

ネオサイタマという場所においては拠点のほうが権限は実質上。仮にそうでなければ拠点の設置を決めたグランドマスター達、果てはロードの命に半ば背くことになる。

よってダークドメインは本人の心情は関係なく、何らかの理由で緊急措置を受け入れなければならない。

万一断るのであれば勅命に対する挑発行為、何の断りもなくアマクダリと戦争再開という理由で諮問にかけることができる。

ということであった。

「・・・・・・・・・それならば致し方ない」

ワイルドハントも受け入れるしかなかった。ましてや相手は懲罰騎士。本来はこのような職務を行う相手でもある。

「だが、どのように介入するつもりなのだ?現にイクサが起きると決まったわけでも無かろうに」

「臨機応変に柔軟に対応していくさ」

「それではダークドメイン=サンの理解が得られないのでは?通達なく介入して成果があった場合ネコババになるのではないか?」

(痛いところを・・・)

実際その可能性も考えないわけではなかった。

ダークドメインが何らかの成果を上げた場合仮に

「拠点の連中が無駄に介入しなければもっとスムーズに事が運べた」

「せめて介入するのなら事前通達するのが筋。そうすれば我々もより上手く事が運べた」

などと言われようものなら拠点の立場そのものが危うくなる。

通達なしの介入を先に行ったのはダークドメインだが、勝てば官軍だ。

(つまり今、この場で、立場を決めて通達しろってことか・・・無茶を言うなぁ)

何が起きるかわからない非常に不安定な物事に対し、事前に決めたとおりにしか動けないのというのは中々に厳しい。

(だが決めないわけにもいかないときた。どうするか)

仮に積極介入、援軍としてイクサを全逓とした動きをすればダークドメインとしては非常に面白くない。心証は限りなく悪いだろう。

だが万一彼に何かあった場合は「我々も行動を起こしており最善を尽くしていた」と言い切れる。

消極介入、単なる見張りとした動きをすればダークドメインとしては大して何か問うことはないだろう。

仮に彼に何かあった場合でも「グランドマスターの戦力からして我々の介入は不要と考えられた」と言い逃れができる。

疑うのであればザイバツの最高戦力たるグランドマスターの力そのものを疑うという非常にシツレイ極まる行為にもなる。

(今すぐ、というのが厳しいが・・・選ぶしかあるまい。どうする?)


【5/21 21時に最も近い安価】

1:積極的に介入し援軍めいた名目で活動する。

2:消極的に介入しあくまで斥候として動きイクサは行わない。


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