【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
1- 20
209: ◆WolEwA02oI[saga]
2016/03/31(木) 16:33:13.70 ID:O43UR1170
アロンダイトが悲鳴を上げた!ムテキ・アティチュードが解除されるが振り下ろされた勢いはとめられない!

「アババババババーッ!」

アロンダイトは勢いそのままにアスファルトに打ち付けられる!

(ッ!)

チガサキも思わず考察よりも先に顔を背けた!だが次の瞬間には冷静さを取り戻す!

レッドゴリラが何故ムテキを解いたのかアロンダイトに問いただすが間違いなく聞こえていないだろう!

「俺だ!」

チガサキはその声を聞いて 誰が この状況を発生させたか理解する!

「俺だぜ! ヒューマンブレードの旦那、あんた集中しすぎてニューロンがお留守だったな・・・・・・ちょいと、くすぐらせてもらったぜ・・・・・・おやおや、もう聴こえちゃいないかい・・・・・・!」

(!!!!!!)

シルバーキーの言葉を聴いてチガサキのニューロンがフルスロットルで回転する。

(ニューロンがお留守・・・くすぐる・・・)

ムテキ・アティチュードは効果中は物理系統に関して完全に無敵と化す。ただし代償として非常に高い集中力のレベルを維持する必要性と、一切動けなくなるという欠点も抱えているのだ!

その為ムテキ・アティチュード持ちのニンジャを攻略する方法の1つとして ムテキ中の集中力を如何に乱すか というのが挙げられる!

(つまりこのニンジャは遠隔でありながらアロンダイト=サンの集中力を無理やり乱した・・・?)

ジツの詳細までは分からない。だがチガサキはシルバーキーのジツが一定広範囲の意識を乱す精神系のジツであると推測した!

(危険だ・・・!)

チガサキはシルバーキーに対して大きな警戒をする。

イクサにおいて集中力の切れ目は命の切れ目。集中を本人の意思に関わらず乱されるのはヤバイ級に危険なのだ!

(ウカツに救援にいけなくなったぞ・・・!)

チガサキは自分のニューロンも乱される可能性が大いにあることを理解する。そうなればイクサどころではない。生き残れるかすら怪しいのだ。

相手のほうが数は有利ということも含めれば・・・!

(すまない。レッドゴリラ=サン・・・あなたの犠牲は無駄にはしない)

チガサキはレッドゴリラがここまでであることを察し、謝罪する。だが得られた情報は無駄にしないと誓う!

眼下ではアロンダイトが壁に叩きつけられ爆発四散しており、レッドゴリラも追い詰められていた!

「さ・・・・・・先に行くぞーッ!パープルタコ=サン!」

レッドゴリラは絶叫し、丸太めいた足で絶望的な攻撃を繰り出すが・・・!

「サヨナラ!」

ついにはニンジャスレイヤーに投げ飛ばされ、壁に叩きつけられ爆発四散!ビルが崩落する!ナムアミダブツ!

ニンジャスレイヤーは振り向きもしない。ザクロがよろけながら立ち上がり、別のビルからずだ袋めいた人型をニンジャに声をかける!

「お手柄よ、ヤモト=サン」

ザクロは女学生にみえるニンジャに声をかけた。どうやら別の場所で戦っていたようだ。

チガサキはその女学生ニンジャが先日絵馴染で感じ取ったもう1人のニンジャの気配そのものだと悟った。

(脅威レベルは低そうだな・・・)

新たなメンバーを視認し、この情報を持ち帰ろうと音も立てずに移動し始めようとする。

「まだだ」

そんな大団円めいた雰囲気をニンジャスレイヤーの一言が破壊する!

ニンジャスレイヤーは上を見上げる!チガサキのいるビルの屋上を!そこにチガサキが居ることを理解したような目で!

(気づかれたか!広範囲の集中力を乱せるジツで感知されたか!)

どうやってか知らないがシルバーキーというニンジャはもう1人ニンジャが隠れている事をニンジャスレイヤーに伝えていたようだ。

「まだ・・・って?」

ザクロがとう空間に向かって問う。ヤモトは首をかしげた。

「仲間をステゴマにして情報収集か。見上げた精神だ。インクストーン=サン」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
886Res/571.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice