魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
1- 20
85: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/10/05(月) 04:40:46.25 ID:UZSyIPhQ0

近衛「・・・・・・っ、はぁ」


寝耳に水どころではない。
避けなかったとしたならば、冗談では済まなかっただろう。
近衛が動悸を抑えようとしていると、魔王は愉快そうに自らで戸を開けて出てきた。


魔王「くくく… よい反応だな。だが装束の端を斬らせるくらいの可愛げは、あってもよいだろう?」

近衛「魔王陛下… なんのご冗談でしょう」

魔王「何、少しばかり腕慣らしをな。ついでにお前の腕も試してやっただけのこと」

近衛「腕慣らし……ですか。危うく死ぬところでした」

魔王「そもそも、この程度で死ぬような近衛など要らぬだろう? ククク」

近衛「……ご満足いただけたのならば、何よりでございます」


逆らうことも責める事もせずに、その場で地に伏せる近衛。
そんな近衛を見て、魔王は確かに満足そうに微笑んでいる。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
494Res/366.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice