魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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84: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/10/05(月) 04:37:48.50 ID:UZSyIPhQ0

ゆっくりと戸を開く。
繊細な細工とは半比例して、重厚すぎる観音開きの戸。
非力な者であれば開けることすらできない重さがあるにも関わらず、軋む事はない。

そんな戸を開けている途中、声をかけられた。


魔王「近衛か? 丁度よいところに来たな」

近衛「すでに御起床であらせられましたか。丁度よいとは一体…」

魔王「気を抜くな」

近衛「?」


重い戸とはいえ、近衛にとって戸を開けるのは さほど神経を使うことでもない。
気を抜くなとはどういうことか。
そう思って顔をあげた瞬間、目の前に魔王の刀が迫っていた。

ビュッ――


近衛「っ!!」


近衛は咄嗟に後方へと飛びのく。
つい先程まで自分の居た場所を、確実に切り裂く刀。
手を離された戸は、轟音を立てて閉じた。




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