魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/11/29(火) 05:40:59.30 ID:5xuBUqSR0
亀姫の言葉を聞き遂げると、魔王はゆっくりと社殿の奥へと歩む。
背を向けたまま、低く、静かな声でゆっくりと言葉を紡ぎながら。
魔王「……ふむ。お前に言葉では敵わないと思っていたが……」
部屋の奥に立てられた一本の錫杖。
それを握り、高く持ち上げて引き出した。
魔王「今回ばかりは、お前の言葉にはひとつ間違いがあるようだ」
亀姫「……間違い…?」
魔王の歩くのに合わせ、厳かに鳴り響く金環。
その高らかな音色と、魔王の放ち続ける低い声音は
催眠術のように魔王の言葉を亀姫の心の奥深くに送り届けてくる。
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