魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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384: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/06/25(土) 21:25:19.24 ID:6Endy8Rh0

獣王(魔王サマは… なんト、答えルつもりだったのだろうカ…)


獣王はそんなことを思いながら、魔王のすぐ脇で牽制の姿勢をとりなおす。
獣たちも、新たに入ってきた近衛たちに合わせて編成を組みなおしていった。


神「……貴様等…ことごとく邪魔をしおって…」

亀姫「うふふ。貴女こそ景観の邪魔ですの。陛下のお傍に控えるにしても不釣合い…身の程をわきまえなさって?」

神「貴様! 誰に向かって口を利いている!」


魔王「……全員下がっていて構わん。神は既に戦意を――」

近衛「いいえ。油断なさらないでください、魔王陛下」

魔王「……油断だと?」

近衛「陛下は騙されているのです。 ……そいつは、神ではありません!」



魔王「――何…?」

神「!!!」


ゆらり、と。
視界に神を捉えた魔王の瞳が、揺れた。




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